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物理受けアギルダー育成論-ポケモンORAS・ＸＹ対戦考察-

公開日： 2015年8月22日土曜日 ポケモン 第六世代超育成論

『ゴツゴツメット持ち物理受け』といえば、
メガガルーラに対抗する数少ない手段として、広く用いられているポケモンだが、

強化が発覚した『はたきおとす』の流行により、
うかつに受け出しすると、完全に無力化されてしまうという、厳しい環境になってしまった。

そこで今回紹介するのが、"はたきおとす"を受けても、ゴツメが消えない、夢の特性、
『ねんちゃく』を持ったアギルダーなのよ。




















何故アギルダーなのか？


それは、ギルガルド対策に、現環境の物理アタッカーが標準搭載している、
『じしん』を半減できる唯一のねんちゃくポケモンだからである。

さらに言えば、ガブリアス、ガルーラを超える素早さを持つ粘着も
   


アギルダーしかいないのだ。

それではアギルダーの種族値を確認しよう。

物理受け	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ
アギルダー	80	70	40	100	60	145

これは地震半減とか、そういう問題じゃ無い気もしないでもない。
でも、防御を2段階上昇させる『とける』とか覚えるし？大丈夫大丈夫。


■これが物理受けアギルダーだ！

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性格：ずぶとい
特性：ねんちゃく
持ち物：ゴツゴツメット
努力値：H252-B220-S36
実数値：187-81-96-120-80-170
技：とける/じこさいせい/アンコール/まとわりつく


■調整

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●素早さ
ガブリアス抜き

●耐久

無補正252ガブリアス

じしん確定4(27.5%～32.9%)

げきりん確定2(68.1%～80%)

補正有り252マリルリ

アクアジェット確定4(27.5%～32.9%)

はたきおとす乱数2(44.8%～52.9%)

じゃれつく確定2(62.1%～73.5%)

補正有り252メガハッサム

バレットパンチ確定3(41%～49.1%)

補正有り252カイリュー

鉢巻しんそく確定2(50.2%～59.4%)

補正有り252メガガルーラ(おやこあい込み)

ねこだまし確定3(36.2%～43.7%)

おんがえし乱数1(91.3%～107.5%)

じしん乱数4(30.2%～35.6%)

■解説

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耐久数値は決して高くないが、
素早さを生かした先制とけると自己再生でカバー！

特性ねんちゃくで、はたきおとすにも強気に繰り出せる！

4～5ターンの間、1/8ダメージを与えながら相手を交代不能にする『まとわりつく』と、
3ターンの間、相手が最後に使った技しか使えなくなる『アンコール』とのコンボで、
低速耐久ポケに強いぞ！
ハメ殺すことも、後続の起点を作ることもできる！！

特殊アタッカーはバンギだのナンスだので処理すれば問題ない！

Ｓに関しては、ガブ以上の素早さで、このアギルダーが対処できそうなのは、
ゴウカザル・テラキオンぐらいなので、それらが環境に多くなったら、108族抜き調整にするのもいいべ


■些細な注意点

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①ダメージ計算をご覧の通り、
ゴツメ物理受けの癖に受け出しができない。
まあ、一応アンコがあるので格闘や先制技、補助技読みでの受け出しはできるが。

②はたきおとすは、相手が"道具を落としたときに補正がかかる"のではなく、
"相手が道具を持っているときに補正がかかる"ので、
つねに1.5倍のはたきおとすを食らい続けることになる。

③元の耐久が低いので、急所に致命的に弱い。
とけるを積めば、エッジも余裕で耐えられる。が、
悠長なハメは、相手に試行回数を稼がせ、急所被弾の可能性が高くなる。


■結論

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なんだかんだハマれば強い。
受け出しこそできないが、とける再生で十分耐えられる。
はたきおとすも、ゴツメダメージを与え続けられるし、さほど脅威ではない。

問題は急所。

第6世代で急所率は変更してないって本当なんですかねぇ！？ゲーフリさんよぉ！？

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